シンガポールでヘアドネーション 03

小学生のお子様はお母様に連れて今までほとんど髪を切ったことがなく伸ばしぱなしでどうせカットするなら同じ子供の困っている子の役に立てばというお母様の意思をもとにご来店でした。(日本の公式ページより)

「どうせカットするなら、同じ子供の、困っている子の役に立てば嬉しい。」
そう仰ってご来店くださったのは、とても美しくて長い黒髪の小学生のお客様。
お客様は、今までほとんど髪を切らずにいたそうで、カットするならヘアドネーションがいいのじゃないか、というお母様のアドバイスを参考に、寄付を決めたとのことでした。

お客様に当店を見つけて頂いたきっかけは、日本最大のヘアドネーション団体「NPO法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)」でした。
JHD&Cでは、ヘアドネーション正式登録サロンを、世界中から検索することができます。

ヘアドネーションとは、長く伸ばした髪をカットした後、捨てるのではなく、寄付する取り組みです。

日本最大のヘアドネーション団体「NPO法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)」では、闘病などで髪が抜けてしまった子供たちのために、寄付された髪をウィッグにして、届けています。当店では、JHD&Cの取り組みに賛同し、シンガポール唯一の公式登録サロンとして、ヘアドネーションのお申し込みを受け付けております。

くせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍などの制限はなく、31cm以上のダメージが少ない髪の毛であれば、子供達のウィッグの一部にすることができます。クセの見極めなど小さなお客様のカットは難しい、と言われておりますが、当店では年齢に関係なく、頭の形を見極め、スタイリングしやすい髪型にカットさせて頂きます。

今回もまずカウンセリングさせていただき、規定31cmの長さを考慮して、仕上がりのヘアスタイル、長さを確認し、お似合いになるヘアスタイルを提供させていただきます。

その後規定の31cm以上になるよう毛束をまとめて…

束ねたところも含めて、カット!

当店ではこの状態で、密封容器に入れ、当店の冷暗所に大切に保管させて頂き、JHD&Cへの郵送準備に入ります。
郵送は他のお客様のヘアドネーションも併せて行いますので、一定期間ごとですが、シンガポールから空輸し、状態の良いままでJHD&Cに直送します。

ヘアドネーションの施術が終わりましたら、引き続き通常カットとして、ヘアスタイルをご希望通りに整えていきます。また、ヘアドネーション特典として10%割引を実施しております。
当店では「ヘアドネーションをします」と、ご予約時に一言仰って頂くだけで、手続き完了です。
郵送費は当店で請け負い、責任を持ってお送りさせて頂きます。

そして、小さなお客様への施術はもちろん、親御さんのみの施術の際でも、お子様とのご来店は大歓迎です。今回のお客様も、弟さんと一緒にご来店いただき、カット中でも一緒に楽しく過ごしてらっしゃいました。
ぜひ、ご家族でお気軽にご来店くださいませ。

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